インターハイ・リハーサル 県知事も視察

2019年07月09日

スポーツ

総合開会式のリハーサルを終えた高校生に声を掛ける三反園知事(右)=8日、鹿児島市の鹿児島アリーナ

総合開会式のリハーサルを終えた高校生に声を掛ける三反園知事(右)=8日、鹿児島市の鹿児島アリーナ

 【鹿児島総局】全国高校総合体育大会(インターハイ)の総合開会式リハーサルが8日、鹿児島市の鹿児島アリーナであった。県内の高校生や運営役員など約1100人が参加。一連の流れを確認した。

 

   総合開会式で島唄を披露する(左から)岩﨑さん、政木さん、畠さん、且さん=8日、鹿児島市の鹿児島アリーナ


総合開会式で島唄を披露する(左から)岩﨑さん、政木さん、畠さん、且さん=8日、鹿児島市の鹿児島アリーナ

 インターハイは今年、「響かせろ 我らの魂 南の空へ」をスローガンに熊本、宮崎、鹿児島、沖縄の南九州4県で24日から8月20日まである。総合開会式は7月27日に鹿児島アリーナである。

 

 開会式典のテーマは「南部九州から世界へ、そして未来へ」。県内各地の高校生ら約4300人が出演する約25分の公開演技では、大島高の且琴音さん(2年)、畠来莉朱さん、政木花音さんと、伊津部小学校出身で鹿児島高の岩﨑日向子さん(以上3年)の4人が島唄を披露するほか、薩摩切子や大島紬をアレンジした衣装をまとった高校生らが創作ダンスを披露する。

 

 大会の県実行委員長でもある三反園訓鹿児島県知事はリハーサルを視察して高校生らに声を掛け、「素晴らしい。全国に鹿児島をはじめ南部九州を発信できる素晴らしい式典が出来上がりつつある。本番が楽しみ」と話した。岩﨑さんは「島の仲間とこうして共演できてうれしい。奄美の代表として島の文化も発信できるようにしたい」と笑顔を見せた。

 総合開会式のリハーサルは24、25日にも行う。