スポーツ)ラビオス、R・EXILEに敗退 オリオンスーパーベースボール

2018年12月09日

スポーツ

【RYUKYU EXILE―オール奄美選抜】5回裏、押し出しで1点を返し、仲間とタッチを交わすオール奄美の徳永(左)=8日、名瀬運動公園市民球場

【RYUKYU EXILE―オール奄美選抜】5回裏、押し出しで1点を返し、仲間とタッチを交わすオール奄美の徳永(左)=8日、名瀬運動公園市民球場

 オリオンスーパーベースボール2018奄美沖縄交流試合(ラジオ沖縄主催)は8日、奄美市の名瀬運動公園市民球場であった。奄美代表のラビオスとオール奄美選抜が沖縄代表のRYUKYU EXILEと対戦。ラビオスは1―6で敗れ、オール奄美選抜は5―4で勝利した。これで奄美チームの対戦成績は10勝22敗6分となった。最優秀選手賞にはRYUKYU EXILEの比嘉和之投手が選ばれた。

 

 ラビオスの中山和紀監督(29)は「同点に追いつくチャンスもあったが後が続かず、守備もミスがあり、点差を縮められず悔しい。来年出場できる機会があれば、次こそは勝ちたい」と話した。

 

 オール奄美選抜の宮田龍監督(39)は「4人の投手と足の速いメンバーの活躍で逆転勝利できた。序盤に先制されたが最後まであきらめない姿勢が試合の流れを変えるきっかけになった。来年も勝利をつかみたい」と語った。

 

 RYUKYU EXILEの運天ジョンクレイトン監督(26)は「2試合とも勝つ勢いで臨んだが、奄美チームのレベルの高さを感じた。寒さとも戦いながらお互いにいい勝負ができた。次回は2試合とも勝ちたい」と話していた。

 

 各試合前には始球式があり、第1試合では2018紬美人の田原瑞希さん、第2試合ではオリオンガールの山川古都乃さんがそれぞれ担当した。

 ◇第1試合

RYUKYU EXILE

  0003030|6

  0001000|1

ラビオス

(R)比嘉和、仲宗根、運天―島袋

(ラ)渡辺、恵遼―惠大

▽二塁打 松田、島尻、島袋(R)平田、東郷(ラ)

 【評】RYUKYU EXILE(R・E)が好機を生かしきって快勝した。R・Eは四回、敵失での鎮目の出塁を足掛かりに二死満塁とし、松田の二塁打で3点先制。ラビオスはその裏、森と惠の連続安打と平田の二塁打で1点を返したが反撃もここまで。R・Eは六回、島袋の二塁打から一死満塁と好機を広げ、松田に代わった島尻の走者一掃二塁打で突き放した。

 ◇第2試合

RYUKYU EXILE

  0012100|4

  000041×|5

オール奄美選抜

(R)比嘉智、仲宗根、宮城―山内

(オ)平、田中、泊、海田―松井、中原

▽二塁打 宮城、比嘉智、島袋(R)川口(オ)

 【評】投手交代を機に流れが変わった。R・Eは三回、四球の走者を犠打と内野ゴロで返して先制。四回は四球から比嘉智、島袋の連続適時打で2点。五回も二死から四球を足掛かりに1点追加。奄美選抜は五回裏、交代投手を攻め立て、守備の乱れにも乗じて一挙同点に。六回には徳永の内野安打を足掛かりに犠打、犠飛で勝ち越し、守っては4番手海田が2回を締めた。

 【個人賞】▽最優秀選手賞 比嘉和之(RYUKYU EXILE)▽優秀選手賞 平田力也(ラビオス)、海田純弥(オール奄美選抜)、比嘉智哉(RYUKYU EXILE)▽打撃賞 島尻広貴(RYUKYU EXILE)

【始球式】第一試合の始球式を担当した2018紬美人の田原瑞希さん

【始球式】第一試合の始球式を担当した2018紬美人の田原瑞希さん

 

オリオンガールの山川古都乃さん=8日、奄美市の名瀬運動公園市民球場

オリオンガールの山川古都乃さん=8日、奄美市の名瀬運動公園市民球場