ノルディック・ウオークin宮古崎に50人

2019年10月14日

スポーツ

ポールを使って歩を進める参加者=13日、大和村の宮古崎

ポールを使って歩を進める参加者=13日、大和村の宮古崎

 第1回奄美ノルディック・ウオークin宮古崎(南海日日新聞社、NPO法人TAMASU共催)が13日、大和村であった。奄美大島から約50人が参加。眼下に広がる大海原や岬一帯に群生するササの草原など自然豊かな風景を楽しみながら国立公園に指定された宮古崎までの往復5キロを歩き爽やかな汗を流した。

 

 ノルディック・ウオークは北欧フィンランド発祥。2本のポールを使うことで腕や肩などの上半身も積極的に活用することになり全身運動が可能になる。膝や腰の負担も軽減されるため、手軽に取り入れられるスポーツとして愛好者が増加している。

 

 村山三千夫南海日日新聞社社長は「焦らず無理せずレクリエーションのつもりで楽しく歩いていただけたら」とあいさつ。基本動作の指導後、国直公民館を出発した。参加者たちは、TAMASU代表の中村修さんのガイドに耳を傾けたり、同行者との会話を楽しんだりして思い思いのペースで目的地を目指した。

 

 ノルディック・ウオーク初挑戦という奄美市の押川隆次さん(69)、節子さん(68)夫妻は「適度な四肢の運動になった。余裕ができればきれいな景色も見える。第1回に参加できてよかった。また機会があれば参加したい」と話した。

 

 昼食は国直集落の住民が鶏飯を振る舞ったほか、午後からはガイド付きの集落ブラ歩きツアーや貝殻のオリジナルフォトフレーム作りもあった。