九州高校野球きょう開幕 大島は初戦、大分舞鶴と

2021年11月06日

スポーツ

公式練習でシートバッティングに取り組む大島の部員たち=5日、鹿児島市の鴨池市民球場

    鹿児島市で6日開幕する九州地区高校野球大会に出場する大島は5日、同市の鴨池市民球場での公式練習を終えた。塗木哲哉監督は「一戦必勝を積み重ねていくのみ」と話した。大会には九州・沖縄の16校が出場。大島は初日、鴨池市民球場第2試合の1回戦で大分舞鶴と対戦する。

 

 大島は現地入りした3日、鹿児島実業と練習試合を行った。2試合で1│7、3│6と負け越したが、エース大野は1試合目、四回まで投げて無失点。その後は武田、中、前山が登板した。「投手1人1週間に500球以内」の球数制限がある中、塗木監督は「短期決戦。まずは4強入りに集中する」と話す。

 

 5日の午前中は鹿児島南高校のグラウンドでフリーバッティングやティーバッティング。大野はブルペンで軽く調整を行った。午後からは鴨池市民球場で50分間の公式練習に臨み、ノックやシートバッティングで汗を流した。

 

 練習を終えた武田涼雅主将は「目指すのは甲子園。相手がどこでもやることは変わらない。いつも通り一戦必勝でしっかり勝っていきたい。県予選では自分たちの持ち味のバッティングがあまり目立たなかったので、今大会は場面場面でしっかり打っていきたい」と静かに話した。