徳之島町出身の大澤、準V 男子Jr66㌔級 ジャパンクラシックベンチプレス

2024年01月23日

スポーツ

ジャパンクラシックベンチプレス選手権大会、男子ジュニア66㌔級で準優勝した徳之島町出身の大澤宝穂(提供写真)

第25回ジャパンクラシックベンチプレス選手権大会(日本パワーリフティング協会主催)は20、21の両日、大分県別府市の野口ふれあい交流センターであった。2024年世界クラシック&エクイップベンチプレス選手権大会の代表選考も兼ねて開催。奄美から唯一、徳之島町出身の大澤宝穂(18)=鹿児島県協会個人登録=が出場し、男子ジュニア66㌔級で127.5㌔を挙げて準優勝を果たした。

 

大澤はベンチプレスのサブジュニア(U18)日本記録保持者。今大会からジュニア(U23)のカテゴリーに臨む。同部門は3選手が出場し、白熱した試合を展開した。

 

大澤は「今回は優勝争いで慣れない駆け引きに気持ちが動揺してしまい、いつもは挙がる重さが成功できなかった。去年U18日本新を出したとはいえ、四つ年上と勝負するとうまくいかないものだなと悔しい思いをした」と振り返った。

 

一方で、「最年少準優勝で、ジュニア1年目から結果を残せたのでほっとしている」と語り、「世界大会出場枠に入る可能性があるので、もし選考された場合は5月のテキサスでメダルを取れるように頑張りたい」と意気込んだ。