心道館が初稽古、120人が合同練習

2019年01月16日

スポーツ

有盛神社を参拝して新年の誓いを立てる心道館の道場生=13日、奄美市名瀬浦上町

有盛神社を参拝して新年の誓いを立てる心道館の道場生=13日、奄美市名瀬浦上町

 奄美市の空手道場「心道館」(西決造館長)の新年初稽古が13日、同市名瀬の旧大島工業高校体育館であった。未就学児から社会人約120人が参加。合同練習や道場ごとの演武発表で汗を流した。

 

 心道館は市内に5支部を構えており、初稽古は約30年続く恒例行事。参加者全員参加の突き、蹴りの合同練習やランニングで体をほぐした後、会場近くの有盛神社を参拝して安全と個々の成長を祈願した。

 

 初稽古に参加した福田和心さん(朝日小2年)は「神社では大会で優勝できるようお願いした。今年は新しい形に挑戦している。全国大会に出場できるよう頑張りたい」と目標を話していた。

 

 心道館中央道場の田代克明支部長(59)は「今年も子どもたちには元気に心技体を磨いてもらいたい。大島高校男子チームは3月に全国選抜大会を控える。気を引き締めて全力で大会に臨んでほしい」と激励した。