東海大付属と大島が練習試合―高校野球

2018年03月30日

スポーツ

投打で強豪の力を示した東海大付属の選手たち=29日、大島高グラウンド

投打で強豪の力を示した東海大付属の選手たち=29日、大島高グラウンド

 奄美大島で合宿中の東海大学付属札幌高校野球部が29日、奄美市名瀬の大島高校グラウンドで、同校野球部を相手に練習試合を行った。両チームとも1年生中心で1試合を行い、12―5で東海大付属が勝利。強豪の力を示した。

 

 東海大付属は2015年、東海大四高時代に春のセンバツで準優勝した強豪。奄美合宿は7年連続で10回目となり、今年は部員、スタッフ計84人が来島した。31日に後半の合宿のために大阪、福岡へ移動する。

 

 東海大付属の山本浩司顧問は「まだ試合に慣れていない選手が多い。試合を通じて個々の課題を見つけてほしい」と練習試合の狙いを説明し、「きょうは天気が良く、北海道の夏並

みの気温。今年も素晴らしい環境で良い合宿ができた」と笑顔を見せた。

 

 大島高の有水進一部長は「打球の速さや投手力はさすが。大島の選手たちは東海大付属の選手たちが持つ雰囲気、意識を感じてほしい」「北と南で遠く離れて通常なら対戦できない相手。来年以降も練習試合を続けてほしい」と話した。