徳高をモデル校に指定  徳之島署

2019年05月21日

子ども・教育

原付きバイクの安全利用と自転車の盗難防止モデル校指定書を受け取った米谷さんと幸山さん(右から)=20日、徳之島町亀津

原付きバイクの安全利用と自転車の盗難防止モデル校指定書を受け取った米谷さんと幸山さん(右から)=20日、徳之島町亀津

  【徳之島総局】徳之島署は20日、県立徳之島高校(立石賢二校長、生徒276人)を2019年度の原付きバイク安全利用および自転車盗難防止モデル校に指定し、指定書を交付した。

 

 交付式は同校体育館であり、津曲博之署長が生徒代表の米谷竜輝さん(普通科3年)と幸山響さん(同2年)へ指定書を手渡した。津曲署長は盗難防止対策の徹底と交通ルールの順守を呼び掛け、「徳之島の交通事故と犯罪が減少することを期待する」と述べた。

 

 同署によると、島内では18年、高校生によるバイク事故が5件発生したほか、速度違反や一時停止違反といった事故に直結する交通違反も多くみられた。

 

 同校では20日現在、生徒138人が原付きバイク免許を取得し、うち63人がバイク通学しており、夏休み期間中に実技講習会を開くなど安全運転意識の啓発に取り組む。