和泊町研修センターに〝珍客〟 あだん横丁
2020年11月26日
地域
よく晴れたある日の昼下がり、和泊町研修センターに〝珍客〟が訪れた。細長く伸びた足、日光を浴びて真っ白に光る姿はシラサギだった。職員が撮影のために近づいても慌てることなく、まるで壁の掲示物を眺めているよう=写真。
同センターによると、これまでも野鳥の訪問はあったが、こんな大きなサイズは初めて。慌てて外に逃げようと窓に激突する野鳥もいたため、職員は脅かさないよう少しずつ距離を詰めた。シラサギはゆっくりと窓へ歩を進め、外に出ると、落ち着いた様子で日なたぼっこを始めたという。
「いつか子どもたちの研修中にまた来館してほしい」と職員。同センターの平山和仁所長は「施設の温かい雰囲気に安心し、つい長居してくれたのかな」と喜んでいた。