奄美関係入賞作品など展示 県シルバー文化作品展 平均年齢は76歳

2022年09月08日

芸能・文化

奄美関係の入賞者の作品などが展示されている第31回シルバー文化作品展=7日、鹿児島市

鹿児島県、県社会福祉協議会主催の第31回シルバー文化作品展が7日、鹿児島市の県歴史・美術センター黎明館で始まった。書部門で県社会福祉協議会会長賞に輝いた岡村政子さん(81)=奄美市=の「臨何紹基(りんかしょうき)」など、奄美関係の入賞者の作品も展示され、来場者の目を引いている。作品展は11日まで。

 

同展は高齢者の趣味活動や文化創作意欲を高めることで生きがいづくりを推進しようと、60歳以上の県内在住者から毎年作品を募っている。

 

昨年は新型コロナウイルスの影響で中止され、今年は2年ぶりの開催。日本画、洋画、書、工芸、写真、彫刻の6部門に計250点の作品が寄せられ、75点が入賞。出品者の平均年齢は76歳だった。

 

入賞作品の一部は、2023年10月に愛媛県である「第35回全国健康福祉祭えひめ大会」の美術展への出品を予定している。

 

岡村さん以外の奄美関係入賞者は次の通り。(敬称略)

【金賞】▽書 吉元秀一(喜界町)

【銀賞】▽写真 金城千恵美(知名町)

【銅賞】▽洋画 盛永康仁(天城町)

【奨励賞】▽写真 金城良仁(知名町)