社会人の自覚新たに 12事業所43人が出席 奄美市合同入社式

2025年04月02日

社会・経済 

43人の新入社員、新規採用職員らが出席した合同入社式=1日、奄美市名瀬

2025年度の奄美市合同入社式(奄美大島商工会議所など6団体共催)が1日、同市名瀬のアマホームPLAZAであった。官公庁を含む市内の12事業所から新入社員、新規採用職員計43人が出席。関係者から祝福と激励の言葉を受け、社会人としての自覚と、地域の振興を担う決意を新たにした。

 

合同入社式は、地元に就職する若い人材に歓迎と感謝の意を伝えるとともに、奄美の産業経済発展の担い手としての自覚を促すのが目的。毎年開催しており61回目。

 

共催団体の代表あいさつで奄美大島商工会議所の有村修一会頭は「皆さんは決して1人ではない。共に働く先輩や上司、同期の仲間、そして地域全体が皆さんの成長を支えていく。どうか失敗を恐れず、学び続ける姿勢を持ち続けて」とエールを送った。

 

奄美中央ロータリークラブの皛納建悟会長と、先輩社員として名瀬港運の越間太陽さん(31)が激励の言葉を述べた。越間さんは「これからは同じ仲間として奄美の活性化のため、そして自分自身の明るい未来のために頑張ろう」と呼び掛けた。

 

新入社員代表あいさつで、南海ガスの西田美優さん(22)は「先輩方からの祝辞に感謝をすると同時に、身の引き締まる思い。一日も早く皆さんの役に立てるよう、ここに決意します」と力強く語った。

 

2日は新入社員らを対象とした社員研修会がある。