大正大学生が奄美の魅力PR オンラインマルシェ開催

2020年11月12日

子ども・教育

★大正大学生がオンラインマルシェ開催201111宅間  大正大学(本部・東京都)地域創生学部の2年生は10月23日から、実習で訪れた地域の魅力や味覚を全国に発信しようと「オンラインマルシェ」を開催している。昨年、約40日間奄美大島に滞在した奄美班の学生は奄美市笠利町の飲食店「koya,cafe」と協力し、島の食材を詰め込んだ「南の島からお届け! まるっとおうちでKOYAごはん!!」を用意した。学生たちは「家庭の食卓に並ぶようなシマごはんや食文化を全国に届けたい。コロナ禍で帰省できない奄美出身者にも楽しんでもらえたら」とPRしている=写真。今月24日まで。

 

 プロジェクトは、1年次に地域実習を経験した2年生が、東京を拠点に実習地の魅力を発信して地域振興を実践的に図るもの。例年、東京で対面販売を行っていたが、今年は新型コロナウイルスの影響で断念。それでも「お世話になった地域に恩返ししたい」と初のオンライン開催に踏み切った。

 

 インターネットで出資を募るクラウドファンディングを通じて宮城や山形、長野など15地域の特産品を各50セット限定で販売。奄美班の商品内容は島豚ガパオ、島豚野菜のなんこつ煮、フル(ニンニクの葉)バター、バンシロウ(グァバ)シロップなど計6品となっている。

 

 奄美班の吉田朱里さんは「私たちを快く受け入れてくださった島の方々に感謝している。また早く奄美に行きたいです」と語った。同班はフェイスブックやインスタグラムなどの会員制交流サイトでも島の魅力や商品紹介を行っている。

 

 購入はhttps://readyfor.jp/projects/taishowithcクラウドファンディングサイト「Radyfor」へ。