古里の垣根越え和気あいあい G・ゴルフで仲間づくり 徳之島出身者
2018年03月18日
地域
県本土で暮らす徳之島出身者がグラウンド・ゴルフで仲間づくりに励んでいる。呼び掛け人は天城町浅間出身の元田重信さん(80)。県本土出身のメンバーもチームに加わり、古里の垣根を越えてプレーを楽しんでいる。
元田さんは中学校の英語教諭として奄美各地に赴任した。定年退職した後、鹿児島市へ引っ越し、グラウンド・ゴルフを始めた。
自身のチーム「広木さわやかグループ」を立ち上げたのは2002年ごろ。メンバーの親睦を深めようと、忘年会や花見も企画した。
当初は4~5人でスタートしたが、口コミで評判が広がった。徳之島の出身者や近所の人、友人のそのまた友人…。70代を中心に24人が集まるようになった。
週2回の練習で個人戦4ゲーム、ペアマッチ2ゲームに汗を流す。1万歩を歩く日もあり、「元気に過ごすためには運動を心掛けるのが一番。気長に続けたい」(元田さん)。
チームに加わって10年という高野精治さん(72)=天城町出身=は「練習は和気あいあいとした雰囲気。健康づくりと友人が増える楽しみの一石二鳥です」と笑顔を見せた。