デイゴの花見頃　諸鈍は今月中旬ごろか　瀬戸内町古仁屋

瀬戸内町古仁屋の松江公園やコーラル橋周辺でデイゴの花が見頃を迎えている。デイゴの開花期間はわずか１～２週間ということもあり、一帯は散った花びらが「深紅のじゅうたん」となり街を彩っている。

 

瀬戸内町水産観光課によると、松江公園やコーラル橋一帯は例年より早い４月末ごろから開花。例年より多く花を咲かせている。

 

７日、松江公園で遊んでいた古仁屋小学校２年生の義永シータさん、中村心奏さん、福澤杏菜さんはデイゴの花を見上げて「夕日みたいな色」「お日さまみたい」と感想を述べた。

 

同町の文化財と天然記念物に指定されている加計呂麻島諸鈍のデイゴ並木の開花はまだ１割ほど。見頃は例年通り５月中旬ごろになりそうだという。デイゴの花が満開になる年は台風が多いとも言われており、水産観光課も「諸鈍の見頃はまだだから、（台風の見通しは）どうかな…」と、今年の開花状況に注目している。