普及啓発チラシを作成 奄美野生生物保護センター

2020年03月04日

外来種チラシを作成200303山崎 環境省奄美野生生物保護センター(大和村思勝)はこのほど、奄美大島の外来種の普及啓発チラシを作成した。2月下旬から島内全戸への配布を始め、駆除などに関する注意を呼び掛けている=写真。

 

 法律で栽培や運搬などが規制されている特定外来生物について、同島で確認されている▽オオキンケイギク▽ツルヒヨドリ▽ボタンウキクサ▽オオフサモ│の生息地点を紹介。他の場所で発見した場合は情報提供を求めている。

 

 繁殖力が強く、特に駆除が必要なアメリカハマグルマ、センダングサ類、セイタカアワダチソウ、ムラサキカッコウアザミについては、駆除方法や駆除に適した開花時期などを紹介している。

 

 チラシを作成したアクティブレンジャーの(写真左から)牧野孝俊さん、晝間さよこさん、高橋周作さんは「外来種があると他の生き物に影響が出る。放置せずに、みんなで適切に駆除していきたい」と話した。

 

 問い合わせは電話0997(55)8620奄美野生生物保護センターへ。