八月踊りで奄美アピール 鹿児島市でおはら祭り

2022年11月05日

芸能・文化

おはら祭りで天文館を踊り歩く奄美の踊り連=3日、鹿児島市

南九州最大の祭り「おはら祭り」が2~3日、鹿児島市の天文館一帯であった。3日の本まつりには奄美関係の団体も踊り連を繰り出し、「鹿児島ハンヤ節」を八月踊りの振り付けで踊るなどして奄美をアピールした。

 

過去2年間は新型コロナウイルスの影響で開催規模を縮小したが、今年は例年通り初日の夜まつりも実施した。2日間で約8000人が参加して軽快な踊りを披露。多くの見物客が訪れにぎわった。

 

奄美関係では奄美大島の奄美かなしゃ連と県本土の鹿児島名瀬会が参加。大島紬の法被などを着た総勢40人が笑顔で踊り歩いた。

 

奄美かなしゃ連の保宜夫会長(80)は「3年ぶりの参加だがみんなで楽しく踊ることができた。今まで行っていた渋谷でのおはら祭りにもまた参加して奄美をPRしたい」と話した。