宝塚OG、島唄と夢の共演 華麗なステージで観客魅了 奄美芸術文化交流フェスティバル

2024年04月01日

芸能・文化

宝塚OGと奄美の若手唄者のコラボステージ=31日、奄美市名瀬のアマホームPLAZA

宝塚歌劇団OGと島唄の夢の共演「奄美芸術文化交流フェスティバル」(一般社団法人アチーブエイト主催)が31日、奄美市名瀬のアマホームPLAZA(市民交流センター)であった。宝塚で男役として活躍した鳴海(なるみ)じゅんさんと綺華(あやか)れいさんが出演。唄者の平田まりなさん、楠田莉子さんとのコラボレーションなど、華やかなショーで約200人の観客を魅了した。

 

舞台は2部構成。鳴海さんと綺華さんの華麗な歌とダンスで開幕し、2人は「奄美の子どもたちの未来に夢と希望をお届けしたい。そして、宝塚の華やかな世界を皆さまにお楽しみいただければ」とあいさつした。

 

唄者2人との共演では宝塚で歌われる「すみれの咲く頃」を三味線とチヂン(太鼓)の演奏バージョンで披露。地元のヒップホップダンススタジオ「B→MATONDS DANCE STUDIO」や大島高校ダンス部も出演したほか、観客参加型のステージレクチャーもあった。

 

今回の収益の一部は、主催者が奄美の子どもたちの夢の実現を支援するために本公演を機に設立する基金「あまねく」に寄付される。