年男年女が豆まき 節分祭、奄美市の名瀬高千穂神社で

2018年02月04日

芸能・文化

節分祭で豆をまく年男年女=3日、奄美市名瀬の高千穂神社

節分祭で豆をまく年男年女=3日、奄美市名瀬の高千穂神社

 「福は内、鬼は外」―。3日は節分。奄美群島の神社や各家庭で、邪気を払い1年の無病息災を願う豆まきが行われた。

 

 奄美市名瀬の高千穂神社(黒木正和宮司)では恒例の節分祭があった。戌(いぬ)年生まれの年男年女がそろいの法被を着て威勢のよい掛け声とともに豆をまくと、参拝人はたくさんの「福」を呼び込もうと手を伸ばした。

 

 1946年生まれの年男の泉哲二さん(71)=奄美市名瀬=は「世界平和と家族で営む文具店の商売繁盛を願って豆をまいた」と笑顔。家族4人で訪れた津曲麻希さん(9)と彩希さん(9)の双子姉妹=同市名瀬=は「豆がいっぱい取れて楽しかった。今年は努力する人になる。笑顔いっぱいの1年にしたい」と話した。