明るく内装リニューアル きょら海工房の鹿児島店

2018年02月04日

社会・経済 

リニューアルした店舗で奄美産の果物を販売している奄美きょら海工房鹿児島店=2日、鹿児島市の鹿児島中央駅

リニューアルした店舗で奄美産の果物を販売している奄美きょら海工房鹿児島店=2日、鹿児島市の鹿児島中央駅

 奄美市の洋菓子店「菓子工房フランドール」(松山竹一社長)が鹿児島市に展開する「奄美きょら海工房鹿児島店」が1日、リニューアルオープンした。収穫期を迎えたタンカンなど奄美産果実も販売する。松山社長は「奄美の魅力を県内外に発信するアンテナショップにしたい」と話している。

 

 鹿児島店は県内の有名店がそろう鹿児島中央駅の「みやげ横丁」にある。きょら海工房は内装を変えて明るい雰囲気に一新。奄美から旬の果物を取り寄せ、観光客らにPRする。

 

 同社が手掛けるのは白糖を加えない純黒糖や添加物を使わないお菓子など素材にこだわった商品。鹿児島店には20種類をそろえ、塩や黒糖も量り売りしている。

 

 店員4人のうち3人が奄美出身。栁瀨玲奈さん(39)=奄美市出身=は「奄美の果物といえば秋はドラゴンフルーツ、冬はタンカン。県本土でもシマの季節を感じられます」と笑顔を見せた。