心一つに八月踊り

2014年07月05日

芸能・文化

有屋・宇宿老クが交流

輪踊りで心を一つにした交流会=4日、奄美市笠利町宇宿

 奄美市名瀬有屋町の老人クラブ「有屋さんさんクラブ」(日置幸男会長、会員87人)は4日、同市笠利町宇宿を訪れ、地元老人クラブ「喜楽会」(泰勝麿会長、会員93人)とグラウンドゴルフや芸能発表で親睦を深めた。
 さんさんクラブは年1回の遠足に合わせ、各地の老人クラブとの交流会を組み込んでいる。大和村名音、龍郷町円に続いて3年目。45人の訪問を喜楽会のメンバー30人が出迎えた。
 宇宿生活館であった「ゆらい会」ではあいさつ唄「朝花節」に始まり、両団体会員が日本舞踊や新民謡を披露。本物そっくりの物まねカラオケに沸き、唄者の島唄にはじっくりと耳を傾けた。締めはお約束の八月踊り。「島のブルース」「ワイド節」から六調へと続き、芸達者たちが次々と輪の中央に飛び出して手踊りを繰り広げた。