春をテーマにコンサート　アマービレ吹奏楽団　奄美市

奄美大島の音楽愛好家でつくる「アマービレ吹奏楽団」（今田香絵団長）のスプリングコンサートが２２日、奄美市名瀬のＡｉＡｉひろばであった。金管・木管のアンサンブルステージを中心に、卒業ソングや春を感じさせるポップスなどアンコールを含む１５曲を披露。幅広い年齢層の来場者約１００人を魅了した。

 

ステージはアンサンブルを挟む４部構成で展開。「応援」をテーマにしたステージでは団員３２人で「吹奏楽のためのエール・マーチ」「負けないで」「僕らまた」を演奏し、春から新生活を送る人たちへ音楽でエールを贈った。

 

アンサンブルステージは二重奏、七重奏など多彩な編成でアニメ音楽やクラシックなど９曲を披露。息の合った演奏に聴衆も手拍子で応えた。

 

楽団に所属する母の応援で来場した大勝小１年生の井手迫結彩さんは「すごい演奏で聞いていてわくわくした」と笑顔。姉で同校３年生の結芽さんは「一番好きな『アイドル』がアンコール曲だったのでうれしかった。楽器をやってみたい」と話していた。