昭和歌謡を熱唱 龍郷町懐メロ同好会 県奄美パーク

2025年04月07日

芸能・文化

約300人の聴衆を前に昭和歌謡を熱唱する龍郷町懐メロ同好会=6日、奄美市笠利町の県奄美パーク

龍郷町懐メロ同好会(重原義和会長、会員23人)は6日、奄美市笠利町の県奄美パークで「昭和歌謡祭」を開いた。会員らが出演し、懐かしい楽曲を生演奏に合わせて熱唱。訪れた約300人の聴衆を楽しませた。

 

歌謡祭は出演者全員で「青い山脈」を歌って幕開け。会員らは華やかな衣装に身を包み、「東京ドドンパ娘」「恋のバカンス」「港町十三番地」など計25曲を披露した。ドラムスやベース、ピアノやトランペット、コンガなど、懐メロ同好会の特徴である生バンドも豊かな音色を響かせた。

 

一緒に口ずさむ聴衆もおり、ペンライトやうちわを振る熱心なファンの姿も見られた。

懐メロに加え、フラダンスのフラカオスタジオも出演し、4歳から89歳まで幅広い年代の男女がステージに花を添えた。

 

友人に誘われて来場した奄美市笠利町の女性(85)は「青春時代の曲が聞けて懐かしい。遠出しなくても町内でこのようなステージが見られるのはうれしい」と笑顔で話した。