琉球民謡協会の教師免許取得 沖之永良部民謡協会の松野さん 知名町

2023年06月07日

芸能・文化

琉球民謡協会の教師免許を取得した松野英樹さん(中央)と師匠の福田原里さん(右)、宮城武碩さん=5日、知名町

沖之永良部民謡協会会員で知名町在住の松野英樹さん(56)はこのほど、琉球民謡協会(本部・沖縄県)の教師免許試験に合格した。5月、同協会の総会で免許状の交付を受けた松野さんは「今後も沖永良部の民謡が基本だが、琉球民謡を学びたいという島の若い世代もいる。つなぎ役として指導していければ」と抱負を語った。

 

松野さんは28歳の時に沖永良部民謡を学び始め、同町の福田原里さん(90)に師事。2014年には沖之永良部民謡協会の教師免許を取得した。福田さんから琉球民謡の資格取得も勧められ、琉球民謡協会最高師範の宮城武碩さん(71)=沖縄県那覇市=に師事。40代で同協会の新人、優秀、最高各賞に合格後、教師免許取得に向け、研さんを積んできた。

 

沖之永良部民謡協会によると、同協会会員で琉球民謡協会の教師免許試験合格者は4人目。同じく琉球民謡協会の教師免許を持つ福田さんは「今後は指導者として琉球民謡、沖永良部民謡を広めていってほしい」と松野さんを激励した。

 

機会あるごとに沖永良部島に来島し、門下生を指導している宮城さんは「沖永良部は文化面でも沖縄に近い。沖永良部の民謡を大事にしながら、沖縄の唄、三線も普及させてほしい。琉球民謡を学ぶことで、自分たちの島唄に対する見方も広がっていくと思う」と思いを語った。