群島内5高校で揮毫大会

2018年01月18日

芸能・文化

5校47人が参加した揮毫大会=17日、奄美市名瀬

5校47人が参加した揮毫大会=17日、奄美市名瀬

 奄美群島内高校の書道部や同好会の揮毫(きごう)大会(県高校文化連盟大島支部主催)が17日、奄美市名瀬の奄美文化センターであった。大島、奄美、古仁屋、徳之島、沖永良部の5校から生徒47人が参加し、書の美しさを競った。

 

 大会は個人戦。生徒たちは臨書と創作のいずれかの課題を選択し、1時間半以内に書き上げた。臨書は書の古典を模写し、創作は漢詩や和歌を題材にして制作した。

 

 審査は各校の顧問5人が行い、「両課題とも、練られた線で制作されており、余白の美しさを感じた。創作では、漢字のさまざまな書体や漢字かな交じりなどバラエティーに富んだ力作が並んでいた」と講評した。

 

 沖永良部高校の書道部部長を務める沖田麻弥さん(16)=2年=は「練習期間が短い中だったが、満足いく作品ができた。他校の生徒と交流できていい経験になった」と話した。

 

 生徒たちの作品は18日、奄美文化センターで行われる第27回大島地区高校総合文化祭(同支部主催)で展示される。

 

 揮毫大会の結果は次の通り(敬称略)。

 

 ▽高文連賞 北郷恵理華、加美優(以上大島)説弓万(奄美)中野みづき(古仁屋)牧園愛夏(徳之島)中田きらり(沖永良部)▽秀作賞 登山明美、玉城愛衣、永田綾佳、福山桃子、原綾湖(以上、大島)穆佐南(奄美)池田楠々(徳之島)沖田麻弥、重さくら、山田穂乃花(以上沖永良部)