3年ぶり、奄美市美展開幕 力作667点並ぶ、19日まで 奄美文化センター

2023年02月14日

芸能・文化

入賞・入選作品667点が並んだ奄美市美展=12日、奄美文化センター

奄美群島日本復帰70周年記念・第41回奄美市美術展覧会(風は南から…「奄美」2023AMAMI市美展)が12日、同市名瀬の奄美文化センターで開幕した。美術・工芸、書道、写真の各部門の入賞・入選作計667点を19日まで展示する。初日は表彰式があり、訪れた多くの美術ファンが壁一面に並んだ力作に見入っていた。

 

市美展は市、市教育委員会、市美展実行委員会が主催する奄美群島最大の美術展。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となった。今年は市内外から一般、小・中学生合わせて1122点、委嘱作家から16点の作品が寄せられた。

 

開会・表彰式で安田壮平市長は「41回目という市美展の長い歴史は先人たちのご尽力によるもの。奄美を代表する美術展として、今年も見る人の新たな発見、新たな一歩につながればうれしい」とあいさつ。最高賞の市美展賞に輝いた渡瀬俊輔さん(美術)、渡洋子さん(写真)、田畑紀代子さん(書道)ら入賞者に賞状が手渡された。

 

展示会は19日まで、時間は午前10時~午後6時(最終日は同5時)。入場料は一般200円、高校生以下は無料。