クイズで税の役割学ぶ 伊仙小で租税教室 徳之島

2022年05月28日

子ども・教育

6年生27人が受講した租税教室=26日、伊仙小

伊仙町立伊仙小学校(古田良成校長、児童166人)で26日、外部講師を招いた租税教室があった。児童らはDVD視聴や消費税に関わるクイズで税の役割や大切さについて学んだ。

 

租税教室は奄美大島法人会伊仙支部(文元敏博支部長)主催。社会科の授業を利用して6年生27人が受講した。文元支部長のほか、大島税務署の碇山研郎国税調査官、同支部の山下慎一郎経営指導員の計3人が講師を務め、税の役割について伝えた。

 

消費税にまつわるクイズでは消費税は基本10%だが、飲食料品などは8%であることを伝えた上で、レストランの店内で飲食した場合は10%、同じ店でもテイクアウトやデリバリーだと8%となるなど、さまざまなケースで税率が異なることを学んだ。

 

受講した蔀恵理香さんは「消費税には10%と8%の税率があることは知っていたが、授業のおかげで区別できるようになった。税金があるおかげで今の生活があることがよく分かった。役割をしっかりと理解して大切にしたい」と話した。