児童らがたこ作りに挑戦 大和村で冬休み学習教室

2022年12月30日

子ども・教育

校庭を元気に走って手作りのたこを飛ばす児童ら=27日、大和村思勝

大和村教育委員会が主催する「冬休み学習教室」が27日、大和小学校であった。村内の小学生25人が参加し、冬休みの宿題などに取り組んだほか、たこ作りにも挑戦。完成した色とりどりのたこを校庭で飛ばして、元気いっぱいに冬の遊びを楽しんだ。

 

学習教室は、村内の小中学生が交流し仲を深める機会として毎年開催。今年度は12、1月に計3回を予定している。この日は2回目で、村内小学校の教諭や奄美少年自然の家の職員らが講師を務めた。

 

児童らはまず、冬休みの宿題やプリントで算数を学習。教諭らの助けを借りながら、集中して問題を解いた。たこ作りでは、ビニールをひし形に切り取り、竹ひごで骨組みを作った。本体には好きな絵を描いたり、色を塗ったりして個性豊かなたこを仕上げた。

 

最後はみんなでたこ上げ。児童らはたこ糸を手に校庭を力いっぱい走り回り、たこが風に乗って高く舞い上がると歓声を上げて喜んだ。大棚小1年の菊池尽八君(7)は「たこに太陽と海と山と魚の絵を描いた。一番高く飛んでくれてうれしい」と笑顔で話した。