今帰仁村の児童と交流 和泊町の内城小

2022年03月11日

子ども・教育

「春のささやき」を材料に使ったポテトチップスを食べて地元産バレイショの魅力をPRする内城小の児童=9日、和泊町

和泊町の内城小学校(雪丸堅校長)の5、6年生と沖縄県今帰仁村にある兼次小学校の5年生は9日、給食時間にインターネットで両校をつなぎオンライン交流会を開いた。内城小の児童は沖永良部島産バレイショ「春のささやき」を使った料理を食べ、地元産バレイショの特徴や魅力をPRした。

 

友好都市協定を結んでいる両町村の学校給食食材交流プロジェクトの一環。両自治体の相互理解を目的に、昨年から特産農産物を給食用食材として送り合っている。

 

2年目の今年は和泊町が2月に今帰仁村へ小中学校の給食1000食分のバレイショ300㌔を発送しており、今帰仁村からは6月ごろに給食700食分のスイカが和泊町に届く予定という。

 

オンライン交流には、内城小の児童11人と兼次小の児童25人が参加。内城小の児童は、沖永良部島が鹿児島県で3番目に生産量が多いバレイショ産地と紹介し、栄養分や栽培方法について解説した。バレイショとベーコンの炒め物などおすすめの料理なども紹介し「沖永良部島のジャガイモの魅力が伝わっていればうれしい」「また交流しましょう」と兼次小の児童へ呼び掛けていた。

 

祖母から習ったポテトチップスの調理方法などを発表した5年生の永野大笑君(11)は「今帰仁の人としゃべることができて楽しかった。今帰仁に行って友達になりたい」と話した。