今年も地域みらい留学フェスタ参加   古仁屋高校

2019年07月12日

子ども・教育

ブースへの訪問者に説明する古仁屋高校職員ら=6月29日、東京都渋谷区のベルサール渋谷ガーデン(提供写真)

ブースへの訪問者に説明する古仁屋高校職員ら=6月29日、東京都渋谷区のベルサール渋谷ガーデン(提供写真)

 全国から入学生を募集している公立高校が参加する学校説明会「地域みらい留学フェスタ2019」(一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォーム、地域みらい留学推進協議会主催)はこのほど、全国4会場であった。瀬戸内町の古仁屋高校(重吉和久校長)は大阪(6月22日)、東京(同29日)の両会場に奄美から唯一参加。遠隔地への進学を希望する小中学生や保護者に同校や町の魅力をアピールした。

 

 古仁屋高校は昨年に続き2回目の参加。同校には本年度、前回のフェスタ参加を機に8人の留学生が入学している。

 

 今フェスタには4会場計1108組2093人の来場があり、同校ブースには大阪で27組、東京で55組とそれぞれ前回の2倍超となる親子などが訪れた。同校や町役場職員らが対応し、本年度新設された寮の様子や少人数校ならではの充実した教育環境、地域の自然の豊かさなどをアピールした。

 

 同校振興コーディネーターの高田康平さんは「2回目ということもあって、学校、町、コーディネーター3者が一丸となって準備し、フェスタに臨むことができた。寮への関心は高いと感じた。古仁屋高校への入学を考えてくれる生徒が一人でもいればうれしく思う」と話した。