元気に遊び交流広げる フリーマーケット、各種体験も 新川ふれあい館「こどもまつり」 奄美市名瀬安勝町

2024年05月06日

子ども・教育

フィンランド発祥のゲームを基にした「モルック」で盛り上がる子どもたち=5日、奄美市名瀬

奄美市名瀬安勝町の新川ふれあい館などで5日、第6回「奄美地区新川こどもまつり」(同実行委員会主催)が開かれた。こどもの日にちなんだ恒例イベント。フリーマーケットや飲食ブースのほか、さまざまなゲームや工作を体験できる遊びの広場などが設けられ、会場には子どもたちの活気に満ちた声が響いた。

 

地域住民らの交流の輪を広げることを目的に2017年から開催。同館と天理教大島分教会、奄美小学校の3会場で開かれた。大島高校と奄美高校の生徒、奄美看護福祉専門学校の学生らもボランティアスタッフとして参加した。

 

フリーマーケットには地域住民手作りの島のお菓子や伝統野菜などが並んだ。奄美小の体育館と多目的室では、親子運動教室やエアー遊具などのレクリエーションが行われた。

 

遊びの広場では、ボルダリングやバルーンアート、絵手紙教室などに親子連れの列ができた。人気だったのは、フィンランド発祥の伝統的なゲームを基にした「モルック」。点数が書かれた木製のピンに木の棒を当てて倒し得点を競うルールで、子どもたちが白熱した試合を繰り広げた。

 

奄美小4年の中こはるさん(10)は「モルックを5試合くらいした。難しかったけど、30点満点を入れることができて楽しかった」と笑顔を見せた。