児童、将来は「空の仕事」に 節田小でJAC機長ら教室
2020年12月12日
子ども・教育
日本エアコミューター(JAC)の航空教室が11日、奄美市笠利町の節田小学校(池田誉校長、児童32人)であった。3~6年生22人がパイロットや客室乗務員、整備士から空の仕事について学んだ。
奄美の子どもたちに将来像を描いてもらおうと、JACが社会貢献の一環で開催。浅田勇男機長と客室乗務員の山本麻美さん、整備士の菅野明彦さんが講話した。
3人はそれぞれフライト前の準備や、飛行機の操縦、乗客へのサービスと保安業務、機体の点検・修理など1日の仕事内容を紹介。菅野さんは「飛行機を安全に飛ばすために、たくさんの人が関わっていることを知ってほしい」と呼び掛けた。
講話の後、児童からは「パイロットになろうと思ったのはなぜ」「飛行機に乗っているときはどんな気持ち」「どのくらい点検するの」などさまざまな質問があった。
6年の大山結人君(12)は「人のことを思って飛行機を運転するパイロットになってみたい。コックピットにいる姿を見たい」と笑顔で話した。