全国から商品取り寄せ販売 奄高チャレンジショップ

2020年06月20日

子ども・教育

「チャレンジショップ」で元気よく接客する奄美高校の生徒=19日、奄美市名瀬の県立奄美図書館前

「チャレンジショップ」で元気よく接客する奄美高校の生徒=19日、奄美市名瀬の県立奄美図書館前

  奄美市名瀬の県立奄美高校(宇都尚美校長)の商業科と情報処理科の3年生8人は19日、同校に隣接する県立奄美図書館前で「奄美高校チャレンジショップ」を開いた。同校企画商品「奄味(あまみ)ラスク」のほか、全国の商業高校が企画開発した商品を販売している。今後は26日に同図書館前、7月10日に名瀬市街地の中央通りアーケード街で午後2時から1時間の営業を予定している。

 

 チャレンジショップは課題研究の一環で毎年開設。生徒たちは広告製作や店舗販売のほか、商品の発注や在庫管理、帳簿整理などの作業も協力して行い、ショップを運営している。

 

 この日は、ご飯ジュレ、ポン酢、ブルーベリーやレモンのジャムなどが店頭に並べられ、生徒たちはオリジナルの法被姿で元気よく通行人に声を掛けていた。

 

 店長の日髙太陽さん(17)=商業科=は「お客さんから『待ってた』『楽しみにしてた』と言われて、ものすごくうれしい。準備は大変だったけど、やってよかったなと思えた。またいっぱい商品を仕入れるので、よろしくお願いします」と話していた。