夏の思い出にワクワク体験! トランポリンや草木染などに挑戦 奄美体験交流館

2022年08月29日

子ども・教育

〝逆立ちマン〟の華麗な技の数々に沸くヒーローショー=27日、奄美市住用町

ティダスポーツクラブ(本社・東京、松本洋之代表取締役社長)とNPO法人「健康ど宝」(実和則理事長)の合同イベント「ティダ! ワクワク住用体験会」と「夏休み親子! 草木染体験会」が27日、奄美市住用町の奄美体験交流館であった。夏休み最後の週末とあり、多くの家族連れらでにぎわった。

同イベントは、コロナ禍で遊びや学びなどの体験活動が制限される子どもたちに〝夏の思い出づくり〟の場にしてもらおうと、初めて企画された。アリーナ会場には、大型トランポリンの特設のほか、体操・新体操、ニュースポーツ、ランニングバイクなど、体験8ブースを設置。また、スポーツクラブ指導員による「ヒーローショー」で会場を盛り上げた。

友人の誘いで瀬戸内町の加計呂麻島から子どもと来ていた森亜里紗さん(39)は「普段、なかなか体験させてあげられないことに子どもが触れられ、とても良い機会になった」と話し、息子・海翔くん(4)は「こんなに大きなトランポリンは初めて。楽しい!」と笑顔。

草木染の体験ブースでは染色家・植田正輝さん=同市笠利町=の指導の下、奄美に自生する植物を使った染め物に、小中学生の親子20組が挑戦。母親と一緒にタオルの染色に挑んだ和田聖河くん(6)は「青と黄、白の3色でかっこよく染まった。上手にできてよかった」と満足げな表情を浮かべた。