大島高校 書道団体全国9位 2年連続の快挙 全日本高校・大学生書道展

2018年09月21日

子ども・教育

全国書道展で団体9位に入賞した大島高校=19日、奄美市名瀬

全国書道展で団体9位に入賞した大島高校=19日、奄美市名瀬

 全日本高校・大学生書道展(日本書芸院、読売新聞社主催)の今年の審査結果がこのほど発表され、奄美市名瀬の県立大島高校(竹井俊久校長)が2年連続で高校の部団体9位入賞を果たした。個人の部では同校の生徒13人の作品15点が入賞した。

 

 第23回の今年は漢字、仮名、調和体(漢字・仮名交じり文)、篆刻(てんこく)の4部門に計1万390点が寄せられた。最高賞の全日本高校・大学生書道展大賞53点と同書道展賞310点、優秀賞642点などが選ばれた。

 

 大島高校は書道部(浜田真句部長、部員36人)と2年生の書道授業選択者が133点を出品。個人の部は書道展賞に1点、優秀賞に14点が選ばれた。

 

 書道部前部長で3年生の永田綾佳さん(17)は「高校から書道を始める部員が多い中、全国レベルの作品を目指して練習してきた。入賞できてうれしい」、8月26日に大阪市内のホテルであった授賞式に出席した2年生の浜田部長(16)は「大島高校同窓会の関西安陵会などOBらが祝福に来てくれ、感謝している」と話した。

 

 大島高校の個人入賞者は次の通り。(敬称略)

 

 ▽全日本高校・大学生書道展賞調和体 登山明美▽優秀賞漢字 伊集院佑紀子、伊藤真樹、加美優、重原日和、玉城愛衣、杼木和香奈、登山明美、中江沙綾、永田綾佳、原綾湖、原田未来、北郷恵理華、山下美李▽同賞調和体 加美優