専門技術の習得目指す/68人、夢へ向け入学 ―奄美看護福祉専門学校

2018年04月14日

子ども・教育

68人が決意を新たにした奄美看護福祉専門学校の入学式=13日、奄美市名瀬

68人が決意を新たにした奄美看護福祉専門学校の入学式=13日、奄美市名瀬

  奄美市名瀬の奄美看護福祉専門学校(向井奉文校長)で13日、第24回入学式があった。奄美大島内外から68人が入学。医療や福祉の各分野で専門技術の習得を目指し、新たな学校生活のスタートを切った。

 入学者の学科別内訳は看護40人、こども・かいご福祉12人、ビジネス情報6人、調理師養成10人。県外からは7人が入学した。

 式典で向井校長は「各学科で一丸となり、それぞれの目標を達成に向けて最善を尽くし、実り多き学校生活になることを期待している」と式辞。

 新入生を代表し、こども・かいご福祉学科の徳島紗瑛さん(18)が「社会のニーズに的確に応えられる知識・技術の習得、豊かな心と思いやりを持った人格形成を目指し、常に感謝の気持ちを忘れず、互いに励まし合い、協力し合っていきたい」と誓いの言葉を述べた。

 在校生を代表して学生会長の神田こずえさん(20)は「自然に触れ、人情に厚い人々と語り合い、それぞれの夢を実現させてください」と呼び掛けた。

 式では同校の卒業生で唄者の前山真吾さんと牧岡奈美さんが「よいすら節」を歌唱。在校生も恒例の手話コーラスとダンスを披露し新入生を歓迎した。