星空の魅力学ぶ 親子で観測楽しむ 与論町立図書館

2022年09月04日

子ども・教育

星空観測後に記念撮影する参加者=7月30日夜、与論町(提供写真)

【沖永良部総局】与論町立図書館の夏休み図書館講座「星空の話を聞いてみよう!」はこのほど、ゆんぬ体験館で開催された。町内の親子など約30人が参加。星の話を聞いて星空観測を楽しんだ。

 

講座はゆんぬツーリズム推進協議会が講師、ガイドの紹介などで協力し、初開催。和歌山大学観光学部長の尾久土正巳教授が講師を務めた。

 

尾久土教授は講話で「与論島は日本一星がよく見える町で3千~4千個見える」などと星や星が見える与論島の魅力を語った。町商工観光課の麓誘市郎さんは町で取り組む光害(過剰または不要な光による公害)対策について説明。星に関する絵本の読み聞かせもあった。

 

星空観測では、尾久土教授が天の川、夏の大三角形、さそり座、北斗七星などを解説。参加者からは「与論は日本一、星がよく見える町だと知り幸せに思った」「望遠鏡で星を拡大して見られ、星のことを知ることができてよかった」「自分では見つけにくい星も教えてもらい、探すこつも分かって楽しかった」などの感想があった。