朝日中の全国大会出場決定 日本管楽合奏コン、2回目

2020年10月09日

子ども・教育

日本管楽合奏コンテスト全国大会へ出場する朝日中学校吹奏楽部=6日、奄美市名瀬

日本管楽合奏コンテスト全国大会へ出場する朝日中学校吹奏楽部=6日、奄美市名瀬

 2020年日本管楽合奏コンテストの予選通過団体が4日発表され、奄美市名瀬の朝日中学校吹奏楽部(橋口通顧問、部員17人)が18年に続き2回目の全国大会出場を決めた。例年、本大会は東京都で行われるが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため提出した動画で審査を実施。その模様はインターネットを通じて有料配信される。朝日中吹奏楽部の動画審査と配信日は11月21日。

 

 大会は公益財団法人日本音楽教育文化振興会主催。朝日中吹奏楽部はCD音源による予選審査を通過し、中学S部門(3人以上15人まで)への出場権を得た。審査用の動画は10日に撮影を予定しているという。生徒指揮の宮﨑南実さん(14)=3年=は「自分の納得のいく演奏が録音録画できるようにしっかりと集中して頑張りたい」と意気込みを語った。

 

 同部は11日、奄美文化センターで「演奏会2020」を開く。全国大会の自由曲「月に寄せる哀歌~童話『赤い蝋燭と人魚』の物語によるファンタジー」や「ヤングマン」「風になりたい」など13曲を披露する予定。宮﨑さんは「感謝の気持ちや成長した姿を届けられるように頑張りたいと思うので、ぜひ来てください。3年生にとってはこの演奏会で最後。悔いのないように楽しみながらも全力で取り組みたい」と話した。

 

 入場無料。午後1時半開場、2時開演。問い合わせは電話0997(52)1195朝日中吹奏楽部の橋口顧問。