朝日中吹奏楽部が2連覇 JBAアンサンブルコン県大会

2019年01月12日

子ども・教育

JBAソロ・アンサンブルコンテスト中学生の部で活躍した朝日中吹奏楽部のメンバー(提供写真)

JBAソロ・アンサンブルコンテスト中学生の部で活躍した朝日中吹奏楽部のメンバー(提供写真)

 第8回JBAソロ・アンサンブルコンテスト鹿児島大会(日本吹奏楽指導者協会主催)が4、5の両日、霧島市の霧島国際音楽ホールであった。奄美群島からは奄美市名瀬の朝日中学校吹奏楽部(橋口通顧問、部員14人)がアンサンブル部門に打楽器と混合の2団体に分かれて出場。中学生の部で、打楽器五重奏は最優秀賞、混合八重奏も金賞に輝いた。

 

 アンサンブル部門には小学生から高校生まで合わせて46団体、うち中学生の部には36団体が出場した。

 朝日中吹奏楽部は、打楽器五重奏で濵口大弥作曲の「蟲の聲」を披露。集中力と表現力の素晴らしさが評価された。混合八重奏は建部知弘作曲の「晴れた日は恋人と市場へ!」をフルート、ホルンなどの編成で演奏した。

 

 同部は、初出場だった第7回大会(2018年1月開催)でも打楽器六重奏が最優秀賞、混合八重奏も金賞に輝いており、2年連続受賞の快挙となった。

 

 五重奏で打楽器パートリーダーを務めた2年生の最上音和さん(14)は「自分以外のメンバーは打楽器初挑戦でバチの持ち方から始めた。最優秀賞は信じられず、トロフィーをもらってやっと実感できた。次の大会でも県1位を目指す」と笑顔。

 

 八重奏で出場した2年生の松下風音部長(13)は「最後まで声を掛け合って本番に臨めた。みんな自信が持てたので、これからも頑張っていけると思う。夏の大会に向けて一人一人が主役のよりよい演奏を目指していきたい」と話した。