科学の面白さ伝える 親子で実験、体験楽しむ 知名町

2022年12月23日

子ども・教育

各ブースで実験、体験が楽しめた「科学の祭典」=18日、知名町の「あしびの郷・ちな」

青少年のための科学の祭典(知名町青少年育成連絡協議会主催)は18日、同町のおきえらぶ文化ホールあしびの郷・ちなであった。「よく飛ぶ飛行機を作ろう」「雲を作ってみよう」など実験、体験ができる8ブースを設置。多くの来場者に科学の面白さを伝えた。

 

楽しく、分かりやすく科学に触れる機会をつくろうと毎年開催。町内各校の専門教諭らがブースを出し、生徒が助手を務めるブースもあった。

 

各ブースでは実験に見入る子どもの姿も。よく飛ぶ紙飛行機、紙グライダー作りでは作った後、飛ばして飛距離を楽しむ親子もいた。

 

また、駐車場では、沖永良部消防署が最新救助工作車の機能を披露。車内に取り残された人を救出する想定で、油圧救助資機材を使って自動車のドアを切断する実演もあった。

白石重翔君(9)=田皆小3年=は「紙飛行機が遠くまで飛んだのがうれしかった。作ったしおりを使って、たくさん本を読みたいと思う」と満足した様子で話した。