親子の笑顔あふれる 子どもフェスに130人 瀬戸内町

2025年05月04日

子ども・教育

新聞紙を使ったかぶと作りに挑戦する子どもたち=3日、瀬戸内町古仁屋

ゴールデンウイークイベントの「せとうち子どもフェスタ」が3日、瀬戸内町古仁屋のきゅら島交流館であった。親子連れ約130人が来場。島口(方言)を学ぶ紙芝居やレクリエーションなどを楽しんだ後はカレーライス約150食が振る舞われ、会場は子どもたちの歓声と笑顔であふれた。

 

同イベントは連休中に子どもたちが地元で遊べる機会をつくるために同町地域女性団体連絡協議会が主催。今年は初の試みとして町子ども会育成連絡協議会、町立図書館・郷土館と共同で開催した。

 

イベントでは子どもたちにふるさとの方言に親しんでもらおうと島口を使った紙芝居やクイズ、ラジオ体操などのレクリエーションを用意。こどもの日を前に新聞紙を使ったかぶと作りも楽しんだ後は、主催者が用意したカレーライスでおなかを満たした。

 

友人と4人で来場した義永シータさん(古仁屋小学校4年)は「完成したかぶとは弟へのお土産にする。これから空手の大会やプール遊びを予定しているので思い切り連休を楽しみたい」と笑顔を見せた。

 

こどもの日に合わせて同地女連主催が炊き出しをするのは今年で3年目。川井黎子会長は「親の都合で遠出できない子どもたちも楽しく連休を過ごしてもらいたい」と目を細め、「子ども会、図書館の得意分野を生かした良いイベントになった。今後も地域活性化のために力を合わせたい」と語った。