親子仲良く体験活動 ハアサキこどもの日フェスタ 奄美少年自然の家

2023年05月06日

子ども・教育

キーホルダー作りを体験する親子=5日、県奄美少年自然の家

奄美市名瀬の県奄美少年自然の家(橋口盛文所長)で5日、恒例イベント「ハアサキこどもの日フェスタ」が開かれた。各種体験ブースやステージパフォーマンスなどがあり、親子連れなど計1780人が来場。さまざまな創作や体験活動に挑戦し、楽しいひとときを過ごした。

 

イベントは家族の触れ合いや参加者同士の交流を目的に開催。あいにくの雨天で野外活動は中止となったが、施設内には10種類以上の体験ブースを設置した。

 

火起こしや綿あめ作り、ヨーヨー釣りなどがあり、人気のブースには長蛇の列ができた。創作活動では、たくさんの親子がペンダントやキーホルダー作りに挑戦。子どもたちは職員や高校生ボランティアの助けも借りながら、思い思いに作品を仕上げていた。

 

ステージには大島高校書道部が出演し、人気アニメの主題歌「勇気100%」に合わせて書道パフォーマンスを披露。力強い筆遣いで観客を魅了した。最後は会場の子どもたちも参加し、部員たちが書いた作品を折り紙の手裏剣で飾り付けた。

 

同市笠利町から家族と訪れた赤木名小1年の坂寄敦人君(6)は「綿あめ作りが上手にできた。おいしかった」と笑顔。母の里恵さん(33)は「転勤で奄美大島に来て3年目。コロナ下で島の行事やイベントに参加できずにいたので、元通りになって良かった。子どもたちも楽しんでいた」と話した。