図書館への理解深める 児童4人が「一日図書館員」 与論町

2023年05月07日

子ども・教育

カウンター業務を体験する児童(手前)ら=3日、与論町立図書館

与論町の与論町立図書館(町尚美館長)で3日、「子ども読書の日」(4月23日)にちなみ、町内2校の児童4人が「一日こども図書館員」を務めた。カウンター業務や絵本の読み聞かせなどを体験し、図書館の役割や職員の業務などへの理解を深めた。

 

図書館員の仕事を体験したのは那間小の町本真愛さん(5年)、茶花小のブワジョル杏奈さん(5年)、山楓花さん(5年)さん、東美希さん(6年)。職員から仕事の説明を受けた後、交代でさまざまな業務に当たった。

 

カウンターでは来館者への対応や図書の貸し出し、修理などを体験。好きな本を選んで紹介するポップ作りでは、カラーペンで色を塗ったりイラストを描いたりして見やすいように工夫していた。図書館を訪れた子どもたちに、大型絵本「キャベツくん」を読み聞かせる練習もあった。

 

町本さんは「図書館の仕事がこんなに大変だとは思わなかった。仕事は楽しくてわくわくどきどきした」と話した。