選挙の仕組み学ぶ 模擬投票も体験 笠利町・緑が丘小学校

2023年06月21日

子ども・教育

緊張した面持ちで、自らが選んだ1票を模擬投票する児童ら=20日、奄美市笠利町

奄美市笠利町の緑が丘小学校(中村俊一校長、児童24人)で20日、選挙に関する出前授業があった。5、6年生の7人が参加し、2、3年生9人が見学。奄美市明るい選挙推進協議会(屋宮重藏会長)の笠利地区委員ら約10人が講師を務めた。児童らは選挙の仕組みを学び、模擬投票を通して投票の重要さについて理解を深めた。

 

児童らに選挙に関心を持ってもらい、若い世代の選挙参加を促すことが目的。奄美市では昨年度から小学校で開催している。

 

授業では、同明推協の前田孝徳笠利地区支部長(73)が選挙の定義や役割、投票の仕組みなどを解説。2021年の奄美市長選挙や22年の参議院議員通常選挙の年代別投票率を示し、20代を中心とした若者世代の投票率の低さに警鐘を鳴らした。

 

模擬選挙は同校区内の議員1人を決める選挙で、中村校長と5・6年の担任教諭が候補者役を務めて実施。児童らは2人の所信表明を聞き、真剣な表情で投票用紙に氏名を記入。自らの1票を投票箱に入れた。

 

5年生の萩原大翔君(10)は「選挙で議員を決めることで、奄美がもっとよくなることが分かった。模擬選挙は、どちらに投票するか結構悩んだ。8年後に選挙権を得たら、必ず投票する」と話した。

 

前田支部長は「子どもたちから積極的に質問がありよかった。家に帰って授業の事を家族に話してほしい」と語った。