2700人来場、笑顔あふれる ハアサキこどもの日フェスタ 奄美少年自然の家
2025年05月06日
子ども・教育

陸上自衛隊のバイクにまたがり「お父さんのバイクより乗り心地良い!」と笑顔の女の子=5日、奄美市名瀬の県奄美少年自然の家
奄美市名瀬の県奄美少年自然の家(池亀麗哉所長)で5日、「ハアサキこどもの日フェスタ」が開かれた。主催者発表で地元住民ら2779人が来場。親子で楽しめる創作活動やモルックなどのスポーツ体験、パトカーや白バイ、自衛隊のバイクの乗車体験、ステージパフォーマンスなど多彩な催しがあり、子どもたちの笑顔があふれた。
家族の触れ合いや参加者同士の交流を目的に、毎年子どもの日に開催される恒例イベント。雨で一部の野外活動は中止されたが、空き缶を使ったポップコーンや綿あめ、スライム作りなど創作体験ブースには多くの子どもたちが集まった。
「あまみエフエム」のラジオ公開生放送では緊張した様子でインタビューに答える子どもの姿も。警察や自衛隊の車両展示にも多くの人が集まり、カメラを手に親子で記念撮影を楽しんだ。体育館ステージでは大島高校と古仁屋高校の書道部が音楽に合わせた書道パフォーマンスをそれぞれ披露し、会場を盛り上げた。
龍郷町から家族で訪れた山田航太郎さん(7)と弟の幸知さん(6)は「ヨーヨー釣りは難しくて取れなかったけれど、ひとつもらえてうれしかった。綿あめはお砂糖の味がおいしくて、もう一回食べに行きたい」と話し、妹の彩恋ちゃん(3)と共に満面の笑顔を見せた。