奄美の自然・生活描く　田中一村スケッチコン、最優秀賞に４人

子どもたちが奄美の自然や生活を描く「第１２回田中一村記念美術館スケッチコンクール」の審査結果が６日、発表された。入賞は１６点。最優秀賞に当たる田中一村記念美術館賞には名越悠君（国頭小１年）、渡瀬ゆりさん（朝日小４年）、小牧仁郎君（大勝小６年）、清水雅さん（面縄中３年）が選ばれた。１１日から奄美市笠利町の同館企画展示室で作品展、１７日に授賞式がある。

 

今年は奄美群島内の小、中学校８９校から１１５２点の応募があり、４００人が入選した。

主催者は「今年も対象を良く観察して写実的に描かれた作品から、技法や彩色を工夫した個性豊かな作品まで幅広く集まった。どの作品からも、奄美の自然や文化を愛する心や作品に対して一生懸命に取り組んだ様子を感じ取ることができる」と総評した。

 

作品展は２５日まで。観覧無料。午前９時～午後６時（最終入館は午後５時３０分）。

最優秀賞以外の入賞者は次の通り。（敬称略）

 

【小学１・２年の部】▽大島教育事務所賞　下窪悠友（亀津１年）▽優秀賞　福島幸希（喜界２年）堀有紗（奄美１年）

【小学３・４年の部】▽大島教育事務所賞　重樹凜（小宿３年）▽優秀賞　法島竜（伊津部４年）小薗健生（亀津４年）

【小学５・６年の部】▽大島教育事務所賞　栫虹晴（小宿５年）▽優秀賞　田中琉介（田皆６年）石田朋花（亀津６年）

【中学の部】▽大島教育事務所賞　野田希和（朝日１年）▽優秀賞　武島夢菜（面縄２年）中林姫花（諸鈍３年）