奄美医療圏は20人 県全体は989人 新型コロナ

2022年09月22日

政治・行政

【鹿児島総局】県は21日、新たに989人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。このうち奄美医療圏(奄美12市町村)は20人だった。発生届の対象を重症化リスクの高い高齢者などに限定する全数把握見直しに伴い、感染者情報の集計方法も変更したことから、同日発表分から市町村別感染者数の公表はない。これまで感染者情報を毎日発表していた鹿児島市も発表を取りやめた。

 

県によると新規感染者のうち、みなし陽性者は3人で、「コロナ・フォローアップセンター鹿児島」での陽性確定者は23人だった。

 

奄美以外の医療圏別感染者数は、鹿児島522人、姶良・伊佐202人、肝属75人、川薩55人、南薩46人、曽於30人、熊毛20人、出水19人。

 

感染者を年代別にみると、10歳未満が248人で最多。次いで10代181人、30代164人、40代132人、50代83人、20代76人、60代40人、70代36人、80代16人、90歳以上13人の順に多かった。

 

感染者の累計は29万4047人。21日現在、医療機関に284人が入院し、265人が宿泊療養、4365人が自宅療養している。重症者は3人で、酸素投与が必要な中等症者は49人。

 

県は当初、新たな形式による新規感染者情報の発表時間を午後6時ごろとしていたが、感染者数の取りまとめなどに時間を要し、初日は約3時間遅れで発表した。