奄美市と瀬戸内町で計4人 県全体は15人 新型コロナ

2021年09月19日

政治・行政

 県と鹿児島市は18日、県内で新たに15人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。奄美群島在住者は奄美市の30代男性1人と、瀬戸内町の30代男性1人、40代男性2人の計4人。うち瀬戸内町の40代男性と奄美市の30代男性の2人は、今のところ感染経路が分かっていない。

 

 瀬戸内町は同日、県発表の感染者とは別に、30代の女性職員1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。業務での町民との接触はなかった。町総務課によると、町職員の感染確認は今月9日以降で4人目。

 

 4人はいずれも建設課勤務で、町は保健所の指導のもと18~22日までの間、同課を閉鎖。役場庁舎内の消毒作業は18日に実施しており、同課以外は連休明けの21日から通常通り業務を行う。

 

 県内の感染者数は18日現在、累計で8998人。17日現在、199人が医療機関に入院し、128人が宿泊療養、36人が自宅待機中。前日から医療機関入院者が15人、宿泊療養者が3人、自宅待機者が5人それぞれ減少した。重症者は5人で、酸素投与が必要な中等症者は34人。