奄美10市町120人 県全体は878人 新型コロナ

2022年05月18日

政治・行政

 【鹿児島総局】県と鹿児島市は17日、新たに878人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。奄美群島在住の感染者は1市9町で計120人。100人を超えたのは、今月12日以来。

 

奄美在住の新規感染者は、奄美市73人(10歳未満から80代の男女)、徳之島町20人(10歳未満から70代の男女)、伊仙町12人(10歳未満から90歳以上の男女)、瀬戸内町4人(10歳未満から70代の男女)、与論町4人(30代から60代の男性)、龍郷町3人(10歳未満男児と20代男性)、喜界町1人(60代男性)、天城町1人(30代男性)、和泊町1人(30代男性)、知名町1人(30代男性)。

 

新規感染者が多かった県内自治体は鹿児島市362人、霧島市114人、鹿屋市68人、薩摩川内市31人など。県外は6人だった。また県内では新たに、霧島市の児童施設、阿久根市と西之表市の医療機関でクラスター(感染者集団)発生が認定された。

 

感染者の累計は7万5157人。16日現在、医療機関に204人が入院し、954人が宿泊療養、3632人が自宅待機している。重症者は1人で、酸素投与が必要な中等症者は25人。

 

また県は17日、感染者1人の死亡を発表し、死者の累計は188人となった。

このほか、患者の発生届け出の取り下げ事例が1件(霧島市の50代女性)あったとして、14日公表の新規感染者数を640人から639人に修正した。