奄美8市町村で21人 新型コロナ

2022年05月03日

政治・行政

 県と鹿児島市は2日、新たに373人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。奄美群島在住者は1市6町1村で計21人だった。また、県本土で2件のクラスター(感染者集団)が確認された。

 

奄美の新規感染者は龍郷町8人(10歳未満と30代の男女)、伊仙町5人(10代と40代の男女)、奄美市3人(10歳未満から50代の男女)、大和村1人(10代男性)、瀬戸内町1人(10歳未満女児)、喜界町1人(50代女性)、徳之島町1人(30代男性)、和泊町1人(70代男性)。

 

新規感染者が多かった県内自治体は鹿児島市233人、霧島市28人、日置市18人、薩摩川内市15人、姶良市11人など。県外は1人だった。クラスターは新たに、日置市の事業所と出水市の学校で認定された。また県は、過去に感染歴のある20代女性(霧島市)の感染を発表。県内での再陽性は13例目となった。

 

感染者の累計は6万5454人。1日現在、医療機関に222人が入院し、906人が宿泊療養、4211人が自宅待機中。重症者は2人で、酸素投与が必要な中等症者は38人。また県は2日、新たに感染者1人が死亡したと発表し、死者の累計は180人となった。