徳之島町、新議場で初議会　バリアフリー、避難所機能も

新庁舎運用開始後、初めてとなる定例会を迎えた徳之島町議会は６日、議会の開会に先立ち新議場で開場式を開いた。徳田進副議長の開場宣言に続き行沢弘栄議長、高岡秀規町長らがあいさつ。出席者一同で新議場に一礼してスムーズで活発な議論の場になるよう祈願した。

 

新議場は役場５階にあり、議会用の設備なども一新。音響も改善され発言も聞こえやすくなった。災害時には避難所として使用するため、床はフラットな造り。車いすでも傍聴席や議場に入りやすいバリアフリー設計となっている。

 

行沢議長は「多くの町民に開かれた議場にするため傍聴席にも工夫した。ぜひ傍聴に来てほしい」とあいさつ。高岡町長は「新しい議場に立ち心が改まる思い。この議場で奄美群島のモデルとなるような新たな地域振興に取り組んでいきたい」と力を込めた。